どんな風に重なったか 【物語前半】
誕生日が長崎の原爆の日と知ったのは6年生だった。
だから誕生日が嫌いというわけではないが、静かに黙祷。それが誕生日。特別な日というか、静かな1日だ。
バースデーイベントが得意でない。静かに過ごしたい。のはここからなのか。
つくばねっこ友人のひとりは去年の12月にあったばかり。誕生日なんて知らないのに、前夜にラインで別件トークしていて、まりたんに生まれてきてくれてありがとう!みたいに最後言ってくれて、わたしはこの日の事の話をしてると思い込んで、ええ?なんで知ってるの!と驚いたけど、彼女はそんな祝いな気持ちはなく、そういう言葉を普段さらっと伝えてくれる気持ちやテンションに、すげーなと人柄を感じた。
そして1日、静かに過ごせた。ハッピーだった。
さらに思ってもないギフトを頂く。東吉野が地元の近所の友人からマフィンのギフト!
オリーブオイルの風味と甘味がなんて美味いの!と嬉しいマフィン。
翌々日、つくばねっこ友人から身体に優しいケーキだからと、手作りケーキを持ってきてくれた。
東吉野で生かされてる。
ここんとこの東吉野で生かされてる物語は後半へ続く