mariannelife

higashiyoshino since 2018

闇にどう対処するか

映画ボヘミアンラプソディが金曜ロードショーでやっていた。

彼は孤独という闇に対処し続けていた。

私は孤独を闇に感じることはない。しかし、虚しくなる事が多々ある。多々どころでないか。

夕方、音楽をシャッフルで聴いた。

一曲目はラッツの恵みのひとで、ああ、好きです好きです、続きを聞きたくなりますね、と聴いていて、

二曲目は横浜銀蝿のツッパリハイスクールロケンロールで、驚く。なんだか今日の気分と似ていたので、よくよく聴いていた。

三曲目は狩人のあずさ2号で、めっちゃイントロで身体に堪えて辛かった。なんだか虚しい気持ちになりながら、全力でサビを歌う。今日の後半と似ているので、このシャッフルされる音楽は偶然のようで何かを知らせてくれている気がした。じゃあこれが、今日の気分だ、明日はどんな気分だろう、明日からの私の指針になる歌が次に流れてくる気がした。

四曲目は中島みゆきの糸、でこれはしみる。中島みゆきは好きです。人間らしくて、最もいいです。織りなす糸はいつか誰かの傷をかばうかも知れない、というフレーズに、やけにジーンと来て、私はそういう事にこころが持っていかれるのだな、大事にしたいんだなと、なんとなく感じた。しかし、どこか不服な所もある。人情は悪なのだから。そこが、私のテーマなのか?

次は徳永英明レイニーブルーで、つぎは渡辺真知子のカモメが飛んだ日、レベッカのフレンズあたりで飽きてきて、つぎに松坂しげると、チューブで幕を閉じた。

おみくじをたくさん引いたような気持ちになって、やけにあずさ2号が沁みた。消して夫や家族や仲間ではないが、なにかとさよならするイメージ。さよならは、いつまで経ってもとてもいえそうにありません、こんな形で終わることしかできない私を許してください、がなにか響いてしまう。私は誰かに許してもらいたいのだろうか、ひとまず信濃路へ行ってきます。

このことから、私は100%の虚しさと1%の愛でできている気がした。覆われた闇の中に光るようなものが1カラットくらいしかなくても、十分だ、これでも良いと思った。最後に、101%は常に限界を越えている。この姿もまた、虚しい。

自分を低く見積もる事は害がでるが、自信をもてないことも、嘘をつけない。そんな虚しい自分にも1カラット与えられたものがあるので、トントンです。強烈な光を指に。