mariannelife

higashiyoshino since 2018

人生の午後

中年期の危機を、心理学者のユングは「人生の午後」と、

それまで社会や家庭に対して気づいて来た自己を密直し、本来の内的欲求や自分自身を発達させていく「個性化」の時期と考えた。

中年期の危機においては、自らが歩んできた道のりを振り返る事で再度、自分のアイデンティティを再体制化してゆく。

今までの自己がそのまま続いていると思って身体を心を使っていると、危機を感じてしまうという。つまり、久しぶりに子どもの運動会で力いっぱい走っていると、身体はもたつき、こんな動きが出来なくなってる事に気づかず、けがをしたりする事と似ている。

午前と同じ生き方をしていくわけにはいかない。今まではとは違う生き方をしなくてはいけないかもしれない。こうして生きること自体につまずき、 生き方や価値観の転換をうまくできない様を中年の危機といい、 実際、約8割の人が激しい混乱を経験するようだ。

私は人生の午後について、この村に来る前に考え、来た後、今までやって来た自分の概念は、通じない場合が多いというか強いなとシミジミそして切なく思ってしまっていた。今までの私から新しい私を創ろうと、午後の移行をぼんやり考えていた。

また、すねの毛が太く濃いのだが、その毛力がちょっと弱ってたことに驚き自分の午後感を強く感じた。

昼ご飯を10:30くらいに食べると時間にゆとりがあって昼寝も出来るし楽しいと思っている。早めの人生の午後と似ているようでまた別物の気がするのだけれど。