同化
例えば悲しみを訴える子どもの話を聞いて、私が同じ悲しみを受けたかのような心持になり同じ悲しみ解決しようとすること、 そこはまた切り離して考えたい話だ。話を聞いてあげることは良いと思う。その立場に同化して苦しむことはどうだろうか。
母親は母親で越える所、子どもは子どもで越える所、同じ壁のようで、立場は異なる。
それは我が子に限らず、悲しみを持つ他者に同化すること。
それはどちらかが、または互いに、害を被る寄生生物のようにも思える。
全ては繋がっていると思うし、繋げてしまう場合もあるけど、
繋げればつなげるほど同時に片づけたいが人間では大きなどうにもならない渦になり、重荷になって、苦しい。
別で切り離して考える場合もある。
こんなに考え苦しんでも私は明日さえ教えてやれないんだ。
「冷たくて熱いわたしたち。」