親子
ファミリーホームという
家庭的な規模で里親の元で暮らす場所がある。
施設とは違い、里親がいて、家で暮らす。
今、こういったファミリーホームが子どもたちにとってよりよい環境として増加してくれるよう進めています。しかし45000人の里親を必要としている子どものうち、1500件しかそういう場所がないようでした。
その中で、
「親っていう存在がいるといいと思う。」
と言った16歳がいて、揺さぶられた。
施設にいると、親というより職員のような。親のような関係が取りにくい。そんな関係を取れる職員の方もいるだろうけど、家庭っていう関係は当たり前のようで、そうでないことに気付かされる。
お母さん、お父さん、だれだれ、と安心してできる場所に頼れる特定の人っていう存在が必要とその16歳の言葉が妙に沁みた。
本当のお母さん、お父さん、親戚じゃなくても、里親制度があって、ただいまと言える特定の存在の元で暮らせるその16歳の今に感謝だ。
私たちはいくらでも良い環境を気持ちをもって作る事が出来ると信じてる。