mariannelife

higashiyoshino since 2018

信念

母猫を車で連れてゆく。声を掛けながら、事故ってはならない、とゆっくり走らせた。ウォーウォーときどき泣く母猫に、ちょっとの我慢だよー、また帰って絶対に逢えるよーと言いながら。1.2歳児の子どもを預かって泣かれてた時を思い出して懐かしかった。

初めて保護団体の方と出逢う。ああ、優しそうだわ。安心。もう1匹保護された猫がいて一緒に手術にいくらしい。

保護団体に僅かながら活動への敬意と感謝、役立てていただけたらと寄付を渡す。こども食堂に参加させてもらってる分、こういう慈善団体のお財布事情が気になってしまう。うまくやってるなら良いけど負担は大きいのでは?と感じてどんな思いでされているか聞く。

高齢の夫妻で、何人か愛護の気持ちを持つ仲間でやっている。地元でイベントをして募金をしたり、考える会をしたり、財源までは詳しくは聞けなかったが、こんな風に活動してくれるに出逢えたことがすごい。ここの市の元市長さんも過去に活動を共にしていたようだ。以前は里親や保護をしに行ったりもしていたが、今は連れてきてもらった動物に去勢手術という事をしているそうだ。それにしても、私のようにわからない事や、不安な気持ちを持った人に対してひとつひとつ丁寧に電話でお話してくれる事だって容易ではない。

もっと詳しく話を聞きたくなり聞いた。動物に対しての気持ちはみんながみんな同じではない中でどうやっていくか、私たちはこうだわ、という思いでやっていく。アレルギーのように毛嫌いされてしまう場合もある、けれど、動物たちをみながら団体として動物たちがどうなっていってほしいかを考えて活動しているように見えた。

そういう信念はどんな活動でもそうなんだな、と、また、強いなーと夫妻を思った。素敵だし、子育てもそうなのかなーと同じ仲間のように思えたし、見習いたいと思った。

うまくまとめてみたいので、また書きます。

そして母猫をお願いして帰った。ひとつの大きい出来事が動き出したんだなと思った。1匹の猫から始まった我が家の家族が増えたデカイ話だ。