欲の声
人間の欲は深い。
有名になっても、豊かな給料が有っても、金が欲しい。
嘘をついてさらに嘘をついて論点をずらして着地点を人に押し付けて保身する。
良い車が欲しい、好きなものに囲まれる暮らしがしたい、流行りの、便利な品を手に入れたい、他者と関わり楽しみたい、自己能力を認められたい、人のこの欲望とは、人によって操作され、支配され、染まってゆく。
人が自己を実現しようと、人が成長するために、欲が悪というわけではない。
雨風凌げる家がある暮らしがある、ご飯が毎日食べられるそういう小さな有り難みが脳みその無意識という「墓場」にいるような気がした。
給料を一定もらっててもなお、金が欲しいという世が罪深い。
幸せはあしもとから。