mariannelife

higashiyoshino since 2018

存在2

その語りの後、さらに少人数で語る。

ここから先は自分の話なのだけど、

その社協の方は私に下の名前にさん付けして呼んでくれる。

その人の心を聞くのが楽しかった。心を開いているってこういう事なのかなと思って、ものすごく面白かった。

そこで突然言われた事で、

「マリアンヌさんは、こんな奇抜な格好して、理解しにくいけど、繊細なのよね。」

と。

エー?私のどこが繊細だと思ったんですかがははというと、

絵を見て感じてくれたそうだ。

前の幼稚園でも、

「このいで立ちからこの線や絵が出てくるなんて思えないよね。」

と姿は大きく存在感を創造し、像を固定してゆく。

自己の姿形は単に好きなもので成り立っている。

しかし、恐れている事が自分にある事がこの方の言葉によって見えた。

「私は、自分を知られたくなく、隠していたい。」

姿形は身代わりであって、本当の自己の姿は、霧であったり、文体であったり、影のような実態が無い物だと感じる。

私の姿形は人と触れ合うための空の肉体であり、魂は別に在る。

私の魂を感じる人は少なく、それが良いし心地よいと思っている。

影ながら見守っています。

体力のない“くノ一”