mariannelife

higashiyoshino since 2018

存在

昨日いきいきサロンへ行った。

「最近寒く成りました、明日から天気が崩れるそうです。コロナや体調不良、風邪に気を付けましょうね」

社協の方が云うと、みんなうんうんと、頷いていた。

ここへ来ている高齢者の方ってとっても素直で、気に掛けてくれる存在っていうだけでなく、みんなすごくその社協の方を大切にしてるんだなって言うのがいつも雰囲気で伝わってくる。

寒くなった。明日から天気が悪い。コロナ、体調不良、風邪の事なんて、言ってしまえば普通の事なんだ。それでも伝えたいそれが仕事なのかもしれないけど、それを受け止め合うあったかいこのいきいきサロンに私は癒されている。

サロン終了後、少人数で立ち話。

話題は村を良くしたいプロジェクトが歩き始めている。その話に対して、いきいきメンバーは真剣に話を聞く。この地域のおばちゃんたちはボランティア精神は強いんだけど、ちょっと控えめ。そこも好き。活動を是非見ていて!とか強い光が当たる事を望んではいない。ただ、生きがいとしてそのおばちゃんたちがと活動出来たらいいなと夢見ている。

前の幼稚園にいた時、地域班という活動があって、地域のみんなで遊んだり、持ち寄りパーティーをしたり、近くにいる人たちで、子どもの事を考える会という、近所の未就園児のご家庭を対象に子育てや悩みや地域の資源について話せたりする会があった。それは班員で取り掛かるプロジェクトなのだけど、まずやるかやらないか仲間でしっかり話し合う。やるとなれば、どうアプローチして、誰が進行役で、未就園児の子どもを預かって、お母さんの話をしっかり聞けるように整える。あれは本当にみんなの力で出来ていた。とにかく、班の絆を深められる機会があった。

そういう自分の意思なく無選別というか、自分と合う仲良しこよしでなく、単なるご近所。その近所同士で関係を深めるって、なんでも話せて、分かってくれて、話が早いっていう関係で無くって、異物の混じり合い。何処でも誰とでも交われたらハッピーみたいな、私はそういう精神がすごく好きだった。だってこいつ煩いと思う人も同じ班になるわけ。それってすんごい学びだし、親の合う人間で集まると子どもも交友関係が固定される。それが誰が居ても遊べる、または一人でも楽しめる。社会ってそうだから好きな相手と遊べるのはもちろんいいけど、それだけでなく幅が広がれる良い機会で、お互いの子育ての難しさを語ったり、近所同士で預かりあえるって関係作りにおいて地域力と育児力がつく。

ご近所同士での助け合いが出来る、こういう地域力がついた村っていいよなぁ~。

という事で私が今の場所が好きなのはこういうワケがある。

なんでも近所の話せる友人と、となりのおばちゃんの存在は大きい。

2へ つづく

子どもの事を考える会:http://www.netlaputa.ne.jp/~hkg/seminar.html#seminar